家業考
家業考
内容からみて吉川家の祖「丸屋」三代甚助時代の明和年間(1764〜72)のものと推定される。一、農事暦 二、勝手何角心得のこと 三、年中かって心得のこと 四、葬式心得のこと、に分かれている。
表紙を逸しているため表題は不明だが、同様の形式で内容を少なくしたものが分家に伝わり、この表紙には「家業考」嘉永3(1850)と明記されているため、本書もこれにならい同様の仮題がつけられている。
江戸中期の農業書として、その価値を高く評価されている。



旧所在地 吉田町多治比
所有者等 個人蔵
時代 明和年間(1764〜72)
法量 24.0×17.2
掲載者
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