清神社棟札附在銘連子窓断片
清神社棟札附在銘連子窓断片
旧祇園社の社殿連子窓である。清神社に伝わり、神社の明取りの格子に似ているため『吉田めぐり』には格子と記されている。長方形の枠の上下に菱形の木を並べて嵌め込んでおり、左枠を欠く。下枠に記された墨書によると、元亀3(1572)年3月、京都の吉田神主卜部兼右が参籠したこと、天正4(1576)年には、前関白九条稙通が当社で民衆を前に源氏物語の講釈を行なったことがわかる。

旧所在地 吉田町吉田
所有者等 清神社
時代 室町
法量 53.1×80.8
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