華叟亭の額

華叟亭の額
甲田町上甲立余谷に建立された宍戸隆家菩提寺・天叟寺跡に江戸後期文化年間にあった茶亭に掲げられていた額と伝わっている。篆書体で「華叟亭」と彫字されている。額の左側は円形に切られているが、おそらく掲げる際に建物の一部に合わせたためと考えられる。天叟寺の名は、宍戸隆家の法名「天叟覚隆」に由来する。寺は毛利氏の防長移封とともに、佐波郡右田(現防府市右田)に移り、のち熊毛郡(現周南市三丘)に移った。

旧所在地 甲田町上甲立
所有者等 安芸高田市教育委員会
時代 江戸後期
法量 27.6 x 63.7

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