縦長の構図の上部に郡山城・城下町を中心に配置するとともに周囲の山河・道・城・社寺などを描いている。さらに郡山城内を含め、黄色で描く長方形の区画には家臣名が墨書で記され、この屋敷地の所在を示している。景観年代としては、天文9・10(1540・1541)年の尼子氏との郡山合戦時の陣所が描かれているほか、先の家臣の名からみて天正10（1582〜）年代の家臣団配置の状況が記されている。



所有者等　当館蔵
時　　代　江戸
法　　量　130.0×59.0
材質技法　紙本彩色