この獅子頭は、上顎裏銘文によると元亀2年6月1日、毛利元就の重臣であった平佐藤右衛門慰就之が里田山城守という職人に造らせて「多治比八幡宮」に奉納したものである。男山神社は、元多治比八幡宮で、猿掛城に面した西側の山上にあり、毛利元就の長男、隆元が祈願所として創建した神社である。

旧所在地　吉田町多治比
所有者等　男山神社
時代　元亀2(1571)年
法量　42.5 x 35.3 x 23.5