2024年01月23日 更新
2023年火災発生状況
・総出火件数は24件、前年より9件の減少
総出火件数は24件(前年33件)で、前年より9件減少しています。
火災種別で見ると、建物火災が8件(3件減)、林野火災が1件(2件減)、車両火災が0件(3件減)、その他火災が15件(1件減)となっています。
・死者数は4人、負傷者は2人
火災による死者数は4人で、前年より1人増加し、過去10年間で最多となっています。負傷者数は2人で、前年より1人増加しています。
火災による死者3人は、住宅火災による死者で、総死者数の4人中3人が65歳以上の高齢者です。
住宅火災の早期発見による逃げ遅れを防ぎ、被害の軽減を図るため、住宅用火災警報器の設置が義務化されています。
まだ設置していない住宅は、早期に設置をしてください。
・出火原因の第1位は「たき火」、第2位は「火入れ」です。
総出火件数の24件を出火原因別にみると、「たき火」8件(33.3%)、「火入れ」7件(29.2%)、「電灯・電話等の配線」、「たばこ」、「放火」、「ストーブ」、「煙突・煙道」が1件(4.2%)などの順となっています。
3月から 5 月までの間において、たき火(ごみ焼きなど)や火入れ(枯草焼き)を主原因とする火災が13 件発生しています。
安芸高田市消防本部では、火災を未然に防止するために
・自宅の周りに燃えやすいものを置かない。
・空気が乾燥し風が強い日に「火入れ」を行わない。
・たき火などを行う場所の周囲は、水を撒くことや枯草などを除去し周囲への燃え移らないようにしておく。
・ストーブの近くに燃えやすいものを置かない。
小さな気配りが、火災を防ぐことにつながります。
2022年と2023年の火災件数等の比較
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