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ミライのカグラ ~神楽の未来を担う若者の決意~

コラムを書くにあたって

 数百年の歴史を持つ「ひろしま安芸高田神楽」は、戦争に伴う担い手不足や、GHQによる検閲など、様々な困難を乗り越えてきました。その背景には、佐々木順三先生をはじめとした、多くの先輩方のご尽力がありました。今日まで神楽が残っているのは、そうした先人たちの努力の成果に他なりません。

 そんな中、最近では多くの神楽団で高校生や大学生、若手が多く活躍しています。つまり今日の神楽があるのは伝統を伝える先輩とそれを受け継ぐ若手がいるからこそ成り立っているのです。今回のコラムでは、神楽団で活躍する若手に焦点を当て、塩瀬神楽団の奥原さん、吉田高校神楽部部長の菅原さんにインタビューさせていただきました。

 

佐々木順三 先生

戦後に日本では、GHQによる思想統制があり、神道色の多い演目は検閲の対象になり、禁止されるようになりました。そこで郷土史研究家の佐々木先生が、演劇性が強くテンポが速い、現在の『新舞』と呼ばれる「新作高田舞」を創作され神楽が多くの人により一層親しまれるようになりました。

 

インタビュー

 

奥原伶至さんの写真

神楽に秘められた意味も受け継ぐ

~塩瀬神楽団 奥原伶至さんへのインタビュー~

 

菅原政憲さんの写真

次の世代にも神楽を受け継ぐ

~吉田高校神楽部 前部長 菅原 政憲さんへのインタビュー~

 

コラムのまとめ

 これからの神楽の未来を担うお二人にお話を聞かせていただきました。「自分の所属している神楽団を守る」「世界中の人に神楽を知ってもらいたい」お二人ともしっかりとした目標を持って神楽と向き合っていることがわかりました。そんなお二人に共通してあるのが『今ある神楽を後世に』という精神だと思います。形のない伝統芸能を守る若手には期待や責任など様々な重圧があります。そんな中でも、自分の好きな神楽を守り、次の世代に伝えるために、日々練習に励んでいるのです。

 

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