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2025年11月04日 更新

いのちと健康を守るために ~感染症・医薬品・難病の正しい知識~

健康を守るための正しい情報を

私たちの身のまわりには、さまざまな感染症や病気があります。

正しい知識を持ち、検査や治療、薬を正しく使うことが、自分と周りの人を守る第一歩です。

医療は日々進歩しています。正しい知識と安心できる支援を味方に、健康を守っていきましょう。

 

 

主な感染症と検査・治療の進歩

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)/ エイズ(AIDS)

HIVは血液などを介して感染しますが、感染経路や予防方法が分かっており、正しく理解し正しく対処すれば、十分に予防できる病気です。

また、HIVは感染力が弱く、日常生活においては性行為以外で感染することはありません。

一度HIVに感染すると、体の中からHIVを完全に取り除く治療法はありませんが、治療法や薬剤の進歩により、エイズを発症する前にHIV感染を知り、適切な治療を継続することで、感染前とほぼ変わらない日常生活を送ることができるようになりました。

 

関連リンク

広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC):広島県のHIV/エイズ情報

 

B型・C型肝炎

B型肝炎・C型肝炎は、肝臓に炎症を引き起こすウイルス感染症です。

主には血液を介して感染しますが、肝炎はウイルスに感染しても多くの場合自覚症状がありません。しかし、適切な治療を行わないまま放置し慢性化すると、肝硬変や肝がんに進行するおそれがあります。なお、このB型・C型肝炎が肝がんの原因の大半を占めています。

肝炎患者等は、国をあげての感染予防対策が図られる以前に、母子感染や輸血、集団予防接種での注射器の連続使用、不活化が不十分な血液製剤の使用などにより感染し、自覚症状がないまま30年以上経過している場合が多いため、重篤な病態に進行する前に早期発見し、早期治療につなげることが重要です。

「症状がないから受診しない」ではなく、症状がなくても必ず定期的に受診し、自分の健康を守りましょう。

 

関連リンク

広島県の肝炎対策総合サイト

 

その他注意が必要な感染症

結核、麻しん・風しん、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎(ノロウイルス)など、私たちの身近には肝炎やHIV以外にも注意すべき感染症があります。

これらの感染症は、早期の発見、適切な治療やワクチン接種などで、多くの場合、感染を防ぐことや重症化を避けることができます。

 

関連リンク

広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)

 

 

薬とともに安心して暮らすために

医薬品は、正しく使えば健康を支える大切なものです。

一方で、過去には薬害(単なる副作用とは異なる重篤な健康被害が発生し、社会問題化したもの)が起きたこともあります。

こうした経験をもとに、現在では薬の安全性を確保する制度や、被害救済の仕組みが整っています。

 

関連リンク

厚生労働省:薬害を学ぼう

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:医薬品副作用被害救済制度

 

 

指定難病について

指定難病は、治療や管理が難しい病気ですが、早期の診断や適切な医療で症状の進行を抑えることができます。

厚生労働大臣が定める指定難病のうち、病態など一定の基準を満たす方に対しては、医療費の負担軽減を図るため医療費の一部を助成する制度があります。

↓助成制度の手続き等については以下のリンクから↓

 

関連リンク

広島県:指定医療費助成制度について

難病対策センターひろしま(CIDC)

公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター

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