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2020年04月17日 更新

松尾城跡(美土里町)

 戦国初期に石見・安芸の有力国人であった高橋氏が、南の安芸での拠点とした城です。享禄3年(1530)頃、高橋氏が尼子方に属したため、大内氏、毛利氏及び和智氏の連合軍によってこの城は攻め落とされました。その後高橋氏は滅亡し、この地は毛利氏の所領となります。城跡には多数の堀切・竪堀・土塁が残る中心部のほか、南側と北側に無数の小規模な郭や一部には石垣が近年確認され、全体は東西400m南北800mの広範囲に及びます。これらの遺構は落城時の姿を留める貴重なものです。

 

平成19年4月広島県の文化財に指定

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