部落差別解消推進法が施行されました

「部落差別の解消の推進に関する法律」が2016（平成28）年12月16日に公布・施行されました。

（画像をクリックするとポスターのPDFが閲覧できます）

（下の画像をクリックすると条文のPDFを見ることができます）

みなさんは「部落差別（同和問題）」は過去のものだと思っていませんか？

　今の日本においても、インターネット上の差別書込みや結婚時の身元調査などの「差別の実態」があります。

　部落差別は、決して過去のものではありません。

　また、今なお差別に苦しんでいる人がいます。そのうち差別はなくなると言って、このまま何もせず放っておいてよいものでもありません。さらに、部落差別は他国に類を見ない日本固有の差別であることも見逃せません。私たちの生活の場において、とても身近な差別の一つです。

　そういった状況を踏まえ「部落差別をなくしていきましょう」と制定したのが、今回の「部落差別の解消の推進に関する法律（略称：「 部落差別解消推進法 」）」です。

　ここ数年、「 障害者差別解消法 」や「 ヘイトスピーチ規制法 」といった個別の人権課題を解消するための法律が次々と整備されてきました。（2017年2月21日現在）

　国際社会の一員として「世界に認められる日本」となるには、これからもこういった国内法の整備は進んでいくでしょう。

　部落差別、障害者差別、外国人差別に限らず、あらゆる差別や偏見に基づく行為は、人間の人格や尊厳を傷つけるものであり、決して許されないものです。それは法律が整備されいても、されていなくても変わらない、日本国憲法に規定された、基本的人権を尊重することにほかなりません。

　これからも、あらゆる差別のない社会、人権が尊重される安芸高田市の実現をめざします。

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