○行事等に係る安芸高田市への共催・後援依頼に関する事務処理要綱
平成16年5月10日
告示第44号
行事等に係る安芸高田市への共催・後援依頼に関する事務処理要綱を次のとおり制定し、平成16年4月1日から適用する。
(目的)
第1条 市は、行事等の開催に係る共催又は後援の依頼を受けたときは、この要綱の規定に基づき事務を処理するものとする。
(1) 共催 行事等の企画又は運営に参加し、共同の主催者として責任の一部を負担すること。
(2) 後援 行事等の趣旨に賛同し、行事等の開催を援助すること。
(申請)
第3条 行事等の開催に当たり、市の共催又は後援を受けようとする者(以下、「申請者」という。)は、共催・後援承認申請書(様式第1号)(以下「申請書」という。)に次に掲げる書類を添え、市長に提出しなければならない。
(1) 規約、会則その他申請者の概要の分かるもの
(2) 行事等の具体的内容を明らかにする書類
(3) 料金を徴収する行事等にあっては、収支の分かる書類
(4) その他市長が必要と認める書類
(審査基準)
第4条 市長に申請書が提出されたときは、次の基準により審査するものとする。
(1) 申請者に関する審査基準
ア 地域振興活動及び文化の普及又は振興に寄与する団体であること。
イ 団体の組織が明確で、かつ、その運営が適切であること。
ウ 特定の宗教活動や政党に直接関係がないこと。
(2) 行事等に関する審査基準
ア 行事等の内容が、前号アに定める団体の目的に適合し、地域の振興を図るものであること。
イ 広く市民を対象とした一般公開的な行事等であって、原則として、開催地が市内であるもの。ただし、市民の広い参加が期待でき、又は市を広く知らしめることが期待できる場合は、この限りでない。
ウ 行事等の規模は、おおむね全市的なものであること。
エ 特定の宗教又は政党を支持するものでないこと。
オ 市以外の共催者又は後援者に、宗教団体又は政治団体等が参加していないこと。
カ 公序良俗に反するものでないこと。
キ 衛生、災害・事故防止等について十分配慮されていること。
ク 営利を目的とするものでないこと。
2 共催・後援を承認しないときは、共催・後援不承認通知書(様式第3号)を申請者に通知する。
(共催を承認したときの取扱い)
第6条 共催を承認したときは、次により取り扱うものとする。
(1) 市は、行事等の企画、又は運営について必要に応じ指導し、又は助言するものとする。
(2) 市の公の施設等の使用料を免除することができるものとする。
(3) 市の公の施設等にポスター及びチラシ等を掲示し、及び設置することができるものとする。
(後援を承認したときの取扱い)
第7条 後援を承認したときは、次により取り扱うものとする。
(1) 行事等の実施に当たっては、市はその企画又は運営に参画せず、名義のみの使用を認めるものとする。
(2) 市の公の施設等にポスター及びチラシ等を掲示し、及び設置することができるものとする。
(変更等の届出)
第8条 第5条の規定により共催又は後援の承認を得た者(以下、「事業者」という。)は、当該承認を得た行事等の内容を変更しようとするとき又は行事等を中止しようとするときは、速やかに市長に届け出なければならない。
(実績の報告)
第9条 市長は、必要があると認めるときは、事業者に対し共催・後援承認実績報告書(様式第4号)の提出を求めることができる。
(承認の取消し)
第10条 市長は、第4条に規定する基準に該当しない事実が判明したときは、共催又は後援の承認を取り消すことができる。
(その他)
第11条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附則(平成19年10月31日告示第239号)
この告示は、平成19年11月1日から施行する。
附則(平成21年9月30日告示第137号の2)
この告示は、平成21年10月1日から施行する。
附則(平成30年9月11日告示第35号)
この告示は、平成30年9月11日から施行する。
附則(令和3年7月30日告示第62号)
この告示は、令和3年9月1日から施行する。
附則(令和5年8月25日告示第55号)
(施行期日)
1 この告示は、令和5年8月25日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の日の前日までに、改正前の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの告示の相当規定によりなされたものとみなす。
3 この告示の施行の際、現にあるこの告示による改正前の様式による用紙は、当分の間、所要の調整をした上で使用することができる。