(趣旨)

第1条　この要綱は、国民健康保険法(昭和33年法律第192号。以下「法」という。)第44条第1項及び安芸高田市国民健康保険条例施行規則(平成16年安芸高田市規則第84号)第26条に基づき国民健康保険に係る一部負担金(以下「一部負担金」という。)の減額、免除及び徴収猶予(以下「減免等」という。)に関する取扱いについて、必要な事項を定めるものとする。

(用語の定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号の定めるところによる。

(減免等の対象)

第3条　一部負担金の減免等は、一部負担金の支払義務を負う世帯主又は世帯に属する者が、申請を行う日の過去1年以内の間に次の各号のいずれかに該当したことにより、生活が困窮し、資産及び能力の活用を図ったにもかかわらず、一部負担金の支払いが困難と認められる世帯に対し行うことができる。

(減免基準)

第4条　一部負担金の減額又は免除(以下「減免」という。)は、次の基準による。

(徴収猶予基準)

第5条　一部負担金の徴収猶予は、前2条の規定に該当することにより、一時的に生活が困難であるが、6月以内に資力が回復すると認められる世帯に対し行うことができる。

(減免等の期間)

第6条　一部負担金の減免等の適用期間は、申請のあった日から起算して6月を限度とする。

(減免等の申請)

第7条　一部負担金の減免等を受けようとする者の属する世帯の世帯主(以下「申請者」という。)は、安芸高田市国民健康保険一部負担金減免・徴収猶予申請書(様式第1号)に必要事項を記入し、次に掲げる書類を添付のうえ、市長に提出するものとする。申請内容に変更が生じた場合も、同様とする。

(通知)

第8条　市長は、前条の申請を受理したときは、承認又は不承認を決定し、安芸高田市国民健康保険一部負担金減免・徴収猶予決定通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとし、承認する場合は、安芸高田市国民健康保険一部負担金減免・徴収猶予証明書(様式第3号)(以下「証明書」という。)を交付するものとする。

(減免等の変更又は取消し)

第9条　市長は、一部負担金の減免等の措置を受けた者が、次の各号のいずれかに該当する場合は、その減免等を変更又は取り消すとともに、安芸高田市国民健康保険一部負担金減免・徴収猶予変更決定通知書(様式第4号)により通知するものとする。

(その他)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。