○安芸高田市温水プール設置及び管理条例
令和4年3月17日
条例第11号
(設置)
第1条 市民の健康増進及びスポーツの振興に資するとともに、健康で文化的な各種行事に供するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第1項の規定に基づき、安芸高田市温水プール(以下「温水プール」という。)を設置する。
(位置)
第2条 温水プールの位置は、安芸高田市吉田町西浦10340番地1とする。
(事業)
第3条 温水プールは、次の事業を行うものとする。
(1) スポーツの振興に関する事業
(2) 健康増進に関する事業
(3) 交流事業の推進に関する事業
(4) 公共的利用に関する事業
(5) 前各号に掲げるもののほか、目的を達成するために必要と認める事業
(管理)
第4条 温水プールの管理を別に定めるところにより市が指定した法人その他の団体(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。
(休館日)
第5条 温水プールの休館日は、次のとおりとする。ただし、指定管理者が必要と認めたときは、あらかじめ市長の承認を得て、臨時に開館し、又は休館することができる。
(1) 月曜日(国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日に当たる場合は当該日の翌日)
(2) 12月29日から翌年1月3日までの日
(開館時間)
第6条 温水プールの開館時間は、午前9時から午後9時までとする。ただし、指定管理者が必要と認めたときは、あらかじめ市長の承認を得て、これを延長し、又は短縮することができる。
(利用の許可)
第7条 温水プールを利用しようとする者は、指定管理者の許可を受けなければならない。また許可された事項を変更するときも同様とする。
2 指定管理者は、前項の規定により許可する場合に必要な条件を付することができる。
(利用の制限)
第8条 指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、利用を許可しない。
(1) その利用が秩序を乱し、公益を害するおそれがあると認めたとき。
(2) その利用が施設又は設備器具を損傷するおそれがあると認めたとき。
(3) その利用が集団的に、又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認められるとき。
(4) 前3号に掲げるもののほか、管理及び運営上支障があると認めたとき。
(1) 利用許可条件に違反したとき。
(2) 前号に掲げるもののほか、管理及び運営に支障があると認めたとき。
2 利用者が前項の規定による処分によって損害を受けることがあっても、市はその補償の責めを負わない。
(利用料金)
第10条 温水プールを利用する者は、別表に定める額の範囲内において、指定管理者があらかじめ市長の承認を受けて定める当該施設の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を前納しなければならない。
2 指定管理者が前項により定める利用料金の額は、能率的な管理運営の下における適正原価を基礎として、施設の健全な管理運営の確保、利用者の受益の程度、類似施設との均衡等を総合的に考慮して定めなければならない。
3 利用料金は、指定管理者の収入として収受させる。
(利用料金の減免)
第11条 指定管理者は、特別の事由があると認めるときは、利用料金を減額し、又は免除することができる。
(利用料金の不還付)
第12条 既納した利用料金は返還しない。ただし、利用者の責めに帰さない理由により利用できなくなったときは、この限りでない。
(原状回復等の義務)
第13条 利用者が、施設又は附属器具をその責において損傷し、又は滅失したときは、これを原状に回復し、又はその損害を賠償しなければならない。
(指定管理者が行う業務)
第14条 指定管理者は、当該指定を受けた温水プール(以下「指定管理施設」という。)において、次に掲げる業務を行うものとする。
(1) 指定管理施設の利用許可に関する業務
(2) 指定管理施設及びその附属施設の維持管理に関する業務
(3) 前2号に掲げるもののほか、指定管理施設の運営に関する業務のうち、市長のみの権限に属する事務を除き、教育委員会が必要と認める業務
(指定管理者の指定の期間)
第15条 指定管理者が指定管理施設の管理を行う期間は、指定を受けた日の属する年度の翌年度の4月1日(当該指定を受けた日が4月1日である場合は、当該日)から起算して5年間以内の別に定める期間とする。ただし、指定期間満了後の再指定を妨げない。
2 指定管理者が指定を受けた日が4月2日以後の場合において、その指定を受けた当該年度の管理を行うときは、前項の規定にかかわらず、当該年度の3月31日までを1年間とみなす。
(委任)
第16条 この条例に定めるもののほか、温水プールの管理及びこの条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この条例は、令和4年4月1日から施行する。
別表(第10条関係)
区分 | 単位 | 金額 | |
プール | 個人利用 | 18歳未満(高校生を含む)1人1回につき | 300円 |
18歳以上(高校生を除く)1人1回につき | 500円 | ||
占用利用 | 1レーン2時間まで | 1,500円 | |
2時間を超え超過1時間までごとに | 750円 | ||
回数券11枚つづり | 18歳未満(高校生を含む) | 3,000円 | |
18歳以上(高校生を除く) | 5,000円 | ||
トレーニング室 | 個人利用 | 1時間ごとに | 300円 |
占用利用 | 1時間ごとに | 1,200円 |
備考
1 1時間に満たない時間は、1時間とする。
2 占用利用の場合は、別途利用人数に応じた個人利用料金を加算する。