博物館実習生を受け入れました
本年度の博物館実習は8月2日〜8月7日までの日程で行いました。 実習生は比治山大学の男子学生1名。 1日目は実習の心構えや館内設備の解説と案内。学芸員の仕事についての講義が中心でした。 2日目は民俗資料の清掃や整理作業など。 吉田町宮崎神社の線刻如来形鏡像と高宮町羽佐竹で開墾中発見された墨画の鏡像。この2点の湖州鏡をのぞきケースに展示することが課題でした。はじめてだったので無理もありませんが、解説文・展示ともに苦労していました。 結局、1日で終わらず、5日目も引き続き展示準備となりました。 実習生が卒論で中世城郭を取り上げるということもあり、当館学芸員による広報連載のための調査に同行しました。 春や秋、お弁当を持って来るのもいいかもしれません。 最終日7日は、展示室の電球替え、午後からは公開講座の準備ののち聴講。 講座は県立広島大学の秋山伸隆教授による「毛利惣領家と坂氏一族」でした。 わずか6日間の実習でしたが、博物館のそして学芸員の仕事を少しでも理解してくれていたらうれしいです。
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