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論山堤

坂の尾原地区は灌漑用水不足のため不作続きに苦しんでいました。そのため村全体に年貢が割り当てられて年貢を肩代わりする状態でした。これを村では尾原カズキといいました。
そこで、正徳3年(1713)に時の庄屋喜久武右衛門が小丹田池を拡張して広さ2.6haの論山堤を築きました。そして、堤から流れる大土川の水を吉見崎で分岐して尾原地区まで送るために、約3kmにおよぶ三腹をきりひらいて新溝(水路)を完成させ、干害を防いだといわれています。

 

◆名 称
新溝と論山堤
◆よみがな せめぞとろんざんづつみ
◆種 別 史跡
◆場 所 安芸高田市向原町坂
◆市 指 定 平成元年3月1日

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