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本像は、吉田町中馬観音堂境内にあります。この石仏の前面左右に、次の銘文が刻まれています。
右「為月高周大地」左「天正十六年造」
これは「月高」という人物の一周忌のために、天正16年(1588)に建立されたものと解釈されています。
花崗岩質の石で、総高(地上高)167cm、同幅95cm、厚さ24cm〜35cmの石の前面に、像高96cm、肩幅31cm、衣裾幅35cmの来迎阿弥陀像が浮彫りされています。
この石仏の彫法や表現は、尾道市内に所在する同時期の石仏と類似しています。

 

◆名 称
天正の石仏
◆よみがな てんしょうのせきぶつ
◆種 別 史跡
◆場 所 安芸高田市吉田町中馬
◆市 指 定 昭和46年(1971)2月1日

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