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 直径11.5m、高さ2.8mの円墳で、横穴式である。石室は、奥行き6.4m、幅1.45m、高さ1.75m、東に開口していた。奥壁より2.2mのところに立石・間仕切りがあって、棺床に敷石と須恵器を割って敷いていた。須恵器の破片は棺床に敷く例は山陰に多く、山陽側は少ない。この地域が陰陽文化の接点であったことをうかがわせる貴重な古墳といえる。
築造年代は、棺床施設や出土品から7世紀初頭を前後する時期と推定される。

 

◆名 称
後原第2号古墳
◆よみがな うしろばらだいにごうこふん
◆種 別 史跡
◆場 所 安芸高田市高宮町羽佐竹
◆市 指 定 昭和61年(1986)年2月7日

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